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(2004.05)
シャンプー
-「アジエンス」、経験者ベースの使用意向で「ラックス」をおさえて1位
 
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
 2003年秋に花王が7年ぶりに投入した新ブランド「アジエンス」に続き、資生堂「フィーノ」やカネボウ「レシェ」など、髪のつや感や補修機能を訴求した高機能シャンプーのラインナップが豊富化しています。また2004年4月には、P&Gから「ハーバルエッセンス」が発売されました。これらのブランドは、200ml程のレギュラーサイズが400円前後と、"ちょっと高め"であることが特徴であり、新しいカテゴリーを形成しつつあるといえるでしょう。
 今回は、シャンプー32ブランドについて、当社の女性インターネットモニターに行った調査結果を、ランキング形式でお届けします。

 今回のランキングは、「アジエンス」の好調さが目立つ結果となった。トップブランドである「ラックス」は、「最近1年以内に使ったことがあるシャンプー」「いま使っているシャンプー」「今後(も)使いたいシャンプー」の三つで1位となり、その強さをみせた。一方、「アジエンス」は、発売から6ヶ月ほどであるが、これら三つのランキングすべて5位以内に入っている。特に、「いま使っているシャンプー」では2位と、1位の「ラックス」にわずか1.2ポイント差とロングセラーブランドが上位を占めるランキングの中で、高い浸透状況を示した。
 さらに、最近1年以内使用者ベースの「今後(も)使いたいシャンプー」では、「アジエンス」が「エッセンシャル」「ラックス」をおさえて1位を獲得し、ユーザーのロイヤリティの高さを示す結果となった。
 また、「ハーバルエッセンス」は、調査時点では発売1ヶ月も経過していないにもかかわらず、「知っているシャンプー」にランクインするなど、認知度が高いことも印象的である。「ハーバルエッセンス」、「アジエンス」はともに、今後のユーザー拡大に期待できそうである。今後の展開に注目したい。

サンプル構成(%)
【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2004年4月28~29日
調査対象者:当社インターネットモニター
 20~49歳 全国の女性個人
有効回収サンプル数:343サンプル

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