半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2019年06月24日


消費者調査データ No.295
ビール系飲料(2019年6月版)
じわり差をつめられるスーパードライ、健闘する本麒麟



本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください..

 2018年のビール系飲料の課税出荷数量は前年比2.5%減で、14年連続で減少し、現行統計が始まった1992年以降の過去最低を更新。カテゴリー別でも、ビールが前年比5.2%減、発泡酒が同8.8%減、新ジャンルが同3.7%増で、ビールの構成比は49.2%と半分を割り込んだ。

 今回は、当社が任意に選んだビール系飲料39ブランドについて、「知っている(認知率)」「3ヶ月以内に広告をみた(広告接触)」「3ヶ月以内に店頭でみた(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」「3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」「今後(も)買って飲みたい(購入意向)」「購入経験者ベースの今後の購入意向(再購入意向)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査でも、前回(2018年6月版)と同様に、全項目でアサヒビールの「アサヒ スーパードライ(以下スーパードライ)」が首位を獲得した。「アサヒ スーパードライ」は、認知率(83.3%)や経験率(49.8%)、3ヶ月内購入(24.3%)では、2位以下を10ポイント前後引き離してはいるものの、2位との差は前回(2018年6月版)前々回(2017年4月版)に比べると小さく、とくに3ヶ月内購入や今後の購入意向、再購入意向などの項目で縮小傾向がみられる。

 「スーパードライ」を追うのは、キリンの「キリン 一番搾り(以下一番搾り)」とサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ(以下プレミアム・モルツ)」である。今年4月にリニューアルを行ったばかりの「一番搾り」は7項目中6項目で2位だが、そのすべてで3位の「プレミアム・モルツ」との差は5ポイント以内の接戦だ。

 また、今回注目したいのは、キリンから昨年3月に発売され、今年1月下旬には1,000万ケースを突破、過去10年間にリリースされた商品のなかでは累計販売数最速を記録した「本麒麟」だ。発売から1年3ヶ月しかたっていないことから、認知と購入経験ではベスト10から外れるものの、3ヶ月内購入で6位、今後の購入意向では8位、再購入意向では新ジャンルのなかでは最も高い4位に食い込んだ。ロングセラーのひしめくビール系飲料のなかで、早くもポジションを確保したといえる。

 ビール系飲料の市場はシュリンクを続ける厳しい市場だ。さらには、来年10月には酒税法の改正で新ジャンルの税率は350mL換算で11円上がり、ビールの税率は7円下がる。変化する環境が、ブランド間競争にどのような影響を与えるのかが注目される。

本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となります。
【グラフ・詳細データのご利用はこちら】(有料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。




【提示39ブランド】
  • アサヒ スーパードライ
  • アサヒ スーパードライ 瞬冷辛口
  • アサヒ ザ・ドリーム
  • アサヒ ドライプレミアム 豊穣
  • アサヒ グランマイルド
  • TOKYO 隅田川ブルーイング
  • キリン 一番搾り
  • キリン ラガービール
  • サントリー ザ・プレミアム・モルツ
  • サントリー ザ・モルツ
  • 東京クラフト
  • サッポロ 生ビール黒ラベル
  • サッポロ ヱビスビール
  • ヤッホーブルーイング よなよなエール
  • 木内酒造 常陸野ネストビール
  • アサヒ スタイルフリー<生>
  • アサヒ 本生
  • キリン 淡麗極上<生>
  • キリン 淡麗グリーンラベル
  • サッポロ 極ZERO
  • アサヒ 極上<キレ味>
  • アサヒ クリアアサヒ
  • アサヒ クリアアサヒプライムリッチ
  • アサヒ クリアセブン
  • アサヒ オフ
  • キリン のどごし<生>
  • キリン のどごしストロング
  • キリン 本麒麟
  • キリン 濃い味
  • サントリー 金麦
  • サントリー 金麦ゴールドラガー
  • サントリー 頂(いただき)
  • サッポロ 麦とホップ
  • サッポロ ドラフトワン
  • アサヒ グランマイルド (ビール)
  • サッポロ ラガーズハイ
  • セブンプレミアム ザ・ブリュー
  • トップバリュ バーリアル
  • クリアモルト (ファミリーマート)


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年5月17日(金)~5月21日(火)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,045サンプル
サンプル構成(%)





おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


新着記事

2026.05.21

26年3月の「現金給与総額」は51ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2026.05.20

26年3月は「有効求人倍率」、「完全失業率」とも悪化

2026.05.19

26年3月の「消費支出」は2ヶ月ぶりのマイナスに

2026.05.19

26年3月は「家計収入」、「可処分所得」ともプラスに

2026.05.18

企業活動分析 花王の25年12月期は、シェア拡大などで増収増益に

2026.05.15

消費者調査データ 「キリン 氷結」、「ほろよい」デッドヒート、サントリーは「-196℃」「角ハイ」も上位に

2026.05.14

26年4月の「乗用車販売台数」は10ヶ月ぶりのプラス

2026.05.13

26年3月の「新設住宅着工戸数」は5ヶ月連続のマイナスに

2026.05.11

企業活動分析 サイゼリヤの25年8月期は、国内好調、アジア新店拡大などで増収増益に

2026.05.08

26年3月の「全国百貨店売上高」は3ヶ月連続のプラスに

2026.05.08

26年3月の「ファーストフード売上高」は61ヶ月連続のプラスに

2026.05.08

26年3月の「ファミリーレストラン売上高」は49ヶ月連続プラス

2026.05.07

企業活動分析 くら寿司の25年10月期は、フェアやコラボで過去最高売上も、微減益に

週間アクセスランキング

1位 2025.05.07

なぜ井上尚弥選手はダウンしたのか

2位 2013.03.22

MNEXT ビックカメラによるコジマの買収はメーカーを巻き込んだ衰退業界再編の始まり

3位 2025.06.20

消費者調査データ ミネラルウォーター(2025年6月版) 強さ鮮明「サントリー 天然水」、「い・ろ・は・す」に水をあける

4位 2024.06.21

消費者調査データ ビール系飲料(2024年6月版) 首位「スーパードライ」、キリンの新ビール「晴れ風」にも注目

5位 2022.01.28

MNEXT 眼のつけどころ ePOPで成熟ブランドのリブランディング― 2022年春の提案

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area