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(2011.08)
消費者調査データ No.119 茶系飲料(2011年8月版)
お~いお茶、伊右衛門の寡占体制に食い込むブランドは?
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 無糖の茶系飲料は、清涼飲料水カテゴリーのなかで、最大の市場規模となっています。緑茶飲料は、2005年にピークをつけましたが、ブレンド茶などが伸びているため、市場としては拡大を続けています。
 今回は、当社が任意に選んだ無糖茶飲料25ブランドについて、「知っている(認知率)」「広告をみたことがある(広告接触)」「店頭でみたことがある(店頭接触)」「買ったことがある(購入経験率)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでも、前回(2010年10月版)と同様「お~いお茶(伊藤園)」が首位を占め、それに「伊右衛門(サントリー)」が食い下がるという形になった。
 「お~いお茶」は、認知率では「アサヒ十六茶(アサヒ飲料)」に、広告接触では「伊右衛門」に首位を譲ったものの、それ以外の6項目では首位を獲得した。とくに、「最近1ヶ月以内の購入経験」では2位の「伊右衛門」に6.2ポイント、今後の購入意向では同じく「伊右衛門」に6.9ポイントの差をつけるなど、ロングセラーブランドの強さを見せつけた。
 「伊右衛門」は、店頭接触、購入経験、1ヶ月以内購入、今後の購入意向などの項目で2位を獲得しており、「お~いお茶」が20年以上トップシェアを守っている緑茶飲料の市場に食い込んで上位に定着していることがわかる。  また、「Naturalジャスミンティー(伊藤園)」は、認知率では18位、購入経験では14位にとどまっているが、購入者の満足度合いの指標となる「購入経験者ベースの今後の購入意向」では3位、「1ヶ月以内購入経験者ベースの今後の購入意向」では2位と確実にファンをつかんでおり、緑茶以外のお茶への茶飲料市場の拡がりを象徴するような結果となった。

 2011年の無糖茶市場は、猛暑だった2010年の反動や、東日本大震災の生産・物流への影響、消費者の節約志向などにより、マイナス成長が懸念されている。厳しさを増す市場環境のなかで、「お~いお茶」「伊右衛門」の寡占体制に食い込むブランドが現れるかが注目される。

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【提示25ブランド】
  • アサヒ 十六茶(アサヒ飲料)
  • アサヒ 六条麦茶(アサヒ飲料)
  • アサヒ 匠屋 緑茶(アサヒ飲料)
  • アサヒ 一級茶葉烏龍茶(アサヒ飲料)
  • キリン 生茶(キリンビバレッジ)
  • キリン 烏龍茶 極烏(キリンビバレッジ)
  • お~いお茶(伊藤園)
  • 天然ミネラルむぎ茶(伊藤園)
  • ウーロン茶(伊藤園)
  • Natural ジャスミンティー(伊藤園)
  • ヘルシア 緑茶(花王)
  • 伊右衛門(サントリー)
  • サントリー ウーロン茶(サントリー)
  • フラバン茶(サントリー)
  • 黒烏龍茶(サントリー)
  • 胡麻麦茶(サントリー)
  • 葉の茶(ダイドードリンコ) 
  • 聘珍茶寮(ダイドードリンコ)
  • 燕龍茶レベルケア(ダイドードリンコ)
  • 爽健美茶(日本コカ・コーラ)
  • 綾鷹(日本コカ・コーラ)
  • からだ巡茶(日本コカ・コーラ) 
  • 辻利(JTビバレッジ)
  • 恵比寿茶房 玉露入りお茶(サッポロ飲料)
  • サッポロ 烏龍茶(サッポロ飲料)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2011年7月28日~8月1日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,057サンプル
サンプル構成(%)



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週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

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日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

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