
ドラッグストアが伸びている。コロナ禍でも医薬品や消毒薬、マスク、日用品などが好調で成長を続けた。2014年から23年の10年間で、チェーンストアの販売額がほぼ横ばい、コンビニエンスストアでも約1.2倍なのに対して、同期間でのドラッグストアの売上高はほぼ1.7倍に達する(経済産業省「特定サービス産業動態統計商業動態統計調査」)。

ドラッグストアの成長をけん引しているのは、調剤医薬品と食品で、それぞれ上記の期間の成長率は約2.3倍と2.2倍だ。調剤医薬品の伸びは、高齢化の進行と医薬分業の定着が支えているとみられる。一方の食品は、敢えて価格を抑えることで集客のためのアイテムとし、利益率の高い医薬品やビューティケアの購入につなげる戦略を採るチェーンも多いことから、拡大の一途をたどっている。ドラッグストア業界は合併や経営統合などが進み、今後とも厳しい競争のもと成長を続けていく可能性が高い。
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