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公開日:2021年03月24日

戦略200+・企業活動分析
エスティローダー(Estee Lauder)
20年6月期はコロナ影響で減収減益。個別ブランドでは売上増も
2020年6月期決算の総括

エスティローダーの2020年度の売上高は142.9億ドル(前年比3.8%減)、営業利益6.1億ドル(同73.8%減)と減収減益であった。COVID-19のパンデミックの悪影響を受け、ほぼすべての製品カテゴリーおよび地域で業績が低迷。しかしスキンケアは73.8億ドル(同12.7%増)と売上高が増加しているが、これは主にエスティローダーおよびラ・メールの売上高の増加、ならびに2020年度第2四半期末のドクタージャルトを有する韓国のHAVE & BE買収に起因している。エスティローダーの売上高増加は、既存製品群の継続的な成功と、「アドバンスド ナイト リペア インテンス リセット コンセントレート」などの新製品の発売に基づき、ラ・メールの売上高増加は、中国本土を中心とした国際的な成長と、中国の旅行者を対象としたトラベルリテール事業の好調を反映している。これらの売上高増加を一部相殺したのは、クリニークとM・A・Cの売上高が合わせて約1億9,100万ドル減少したことによる。ただしクリニークの売上高は全体的に減少したものの、オンラインに限れば2桁の伸びを示した。2020年10-12月期は、アジアにおけるスキンケア製品売上、ならびに中国のトラベルリテールチャネルが好調で、再び成長軌道に乗った。エスティローダーやラ・メール、さらにクリニークが成長の大きな原動力となり、ドクタージャルトは、単独でスキンケア伸び率の約7%を占めた。今後は市場ごとに戦略を調整し、グローバルおよびローカル双方からのアプローチでデジタルやソーシャルメディアを強化し消費者のエンゲージメントを高め、新興市場を中心にオンラインチャネルを軸にプレゼンスを拡大していく方針である。


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