(2013.02)
経済指標速報
2013年2月8日(金)
主任研究員 菅野 守
【消費支出】
可処分所得の改善を後押しに、消費支出は名目・実質ともに、マイナス入りギリギリのところから反転復調。際立った牽引役は不在ながらも、支出増加分野の数の優勢ぶりが、支出全般での復調の支えとなっている。1.支出全般の動向:可処分所得改善の後押しも受けつつ、消費支出は名目・実質ともに、マイナス入りギリギリのところから反転復調の動きをみせるとともに、平均消費性向も改善の動きを続けている
図表1.消費支出と可処分所得の 前年同月比伸び率の推移 |
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図表2.消費支出の名目及び実質伸び率 (前年同月比)の推移 |
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名目伸び率と実質伸び率との差からも示唆されるように弱いながらもデフレの兆候が続いている中で、消費支出の伸びは名目・実質ともに、一時の失速傾向からマイナスに入るギリギリのところで持ちこたえた。足許では、可処分所得改善の後押しも受けて、反転復調の動きをみせている。
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