半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

2008年の市場を捉える30のポイント (2007年)

消費社会白書2008「多極化する消費 すすむ趣味の階層化」より
消費研究チーム


「消費社会白書2008 多極化する消費、すすむ趣味の階層化」から30のポイントをキーワードでご案内します。詳しい内容は「消費社会白書2008」本文各章をご覧ください。


* 図中の青い文字をクリックするとより詳しい内容がご覧になれます。
消費を増加させる要因は、収入の見通しと消費マインドの好転である。特に賃金の伸びや冬のボーナスの増加、正規雇用化の進展、年金問題の沈静化によるマインドの好転があげられる。 昨年と比較して、格差の存在と今後の拡大の認識は、さらに広範囲に浸透している。同時に「格差拡大はしかたがない」と許容する意識は低下してきている。 自身の生活レベル階層の高さが、上昇志向、衝動消費の意識の強さをもたらし、消費拡大を促進させる。一方で、格差拡大意識が公益志向を強め、消費抑制につながるふたつの潮流が存在する。 ヒット商品は「マスコミ+リアルコミ+ネットコミ」の相乗効果によって情報伝達される。 10代、20代の若い層を中心に、自分よりも「年上が魅力的」とする成熟志向層が過半数を超え、年配層では加齢が意識されている。成熟志向と加齢対策の対極的なアプローチが求められる。

1.未来への期待
消費を増加させる要因は、収入の見通しと消費マインドの好転である。特に賃金の伸びや冬のボーナスの増加、正規雇用化の進展、年金問題の沈静化によるマインドの好転があげられる。

7.容認から反発へ
昨年と比較して、格差の存在と今後の拡大の認識は、さらに広範囲に浸透している。同時に「格差拡大はしかたがない」と許容する意識は低下してきている。

12.拡大と抑制
自身の生活レベル階層の高さが、上昇志向、衝動消費の意識の強さをもたらし、消費拡大を促進させる。一方で、格差拡大意識が公益志向を強め、消費抑制につながるふたつの潮流が存在する。

19.累積波及
ヒット商品は「マスコミ+リアルコミ+ネットコミ」の相乗効果によって情報伝達される。

22.加齢ポジティブ
10代、20代の若い層を中心に、自分よりも「年上が魅力的」とする成熟志向層が過半数を超え、年配層では加齢が意識されている。成熟志向と加齢対策の対極的なアプローチが求められる。

お知らせ

2025.03.06

クレジットカード決済に関する重要なお知らせ

新着記事

2025.03.18

25年2月の「景気の先行き判断」は6ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.03.18

25年2月の「景気の現状判断」は12ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.03.17

なぜ、「外国人」社長が大手企業で多くなるのか - コーポレートガバナンスの罠

2025.03.17

企業活動分析 ファーストリテイリング24年8月期は売上・営業利益ともに4期連続で過去最高を達成

2025.03.14

日本のブランド危機と再生戦略 - トライアドマーケティング

2025.03.13

25年1月の「消費支出」は3ヶ月連続のプラスに

2025.03.12

25年1月の「家計収入」は4ヶ月ぶりのマイナス

2025.03.11

25年1月の「現金給与総額」は37ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2025.03.10

値上げ安堵に潜む日本ブランドの危機

2025.03.10

企業活動分析 ソニーグループの24年3月期は主力のゲーム&ネットワークサービスが大幅な増収に寄与するも金融部門の減益が響き増収減益に

2025.03.07

消費者調査データ RTD(2025年3月版) 「氷結」、「ほろよい」の競り合い続く アサヒの新顔は高いリピート意向

2025.03.06

25年1月は「完全失業率」は横ばい、「有効求人倍率」は改善

2025.03.05

25年2月の「乗用車販売台数」は2ヶ月連続のプラス

2025.03.04

関税政策に日本企業はどう対応すべきか

2025.03.04

25年1月の「新設住宅着工戸数」は9ヶ月連続のマイナス

2025.03.03

企業活動分析 NECの24年3月期は国内がけん引し増収増益

2025.02.28

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 清貧・ゆとり世代が消費を牽引!賞与の使い道は?

 

2025.02.28

消費からみた景気指標 24年12月は7項目が改善

2025.02.28

25年1月の「ファミリーレストラン売上高」は35ヶ月連続プラス

 

2025.02.28

25年1月の「ファーストフード売上高」は47ヶ月連続のプラスに

2025.02.27

トランプを支えるネット世論 - 正体は「ルサンチマン」

  

2025.02.27

減税政策は人気とりのバラマキ政策か

2025.02.27

月例消費レポート 2025年2月号 消費は改善の動きが続いている - 物価や金利の上昇ペース次第で消費回復のブレーキとなるおそれも

2025.02.26

25年1月の「全国百貨店売上高」は3ヶ月連続のプラスに

  

週間アクセスランキング

1位 2025.03.04

関税政策に日本企業はどう対応すべきか

2位 2025.02.27

減税政策は人気とりのバラマキ政策か

3位 2013.03.22

MNEXT ビックカメラによるコジマの買収はメーカーを巻き込んだ衰退業界再編の始まり

4位 2025.03.10

値上げ安堵に潜む日本ブランドの危機

5位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area