
戦略200+・企業活動分析
第一三共株式会社(2016年)
2016年3月期決算の総括
2016年3月期の連結決算は、売上9,864億円(前年比7.2%増)、営業利益1,304億円(同75.3%増)と増収増益となった。売上高は、日本においてジェネリック医薬品の処方拡大による影響があったものの、抗潰瘍剤ネキシウム、抗凝固剤リクシアナ等の伸長や、米国・アジアにおける主力品の伸長及び為替の寄与もあり、増収になった。営業利益は、研究開発費が増加したものの、売上総利益の増加並びに販売費及び一般管理費の減少等により、過去最大の増益となった。新興国市場への足がかりとして2008年に買収したインド製薬大手ランバクシーは、買収後の株価急落や品質問題・米国禁輸措置などから、2014年に売却。今後は、サン・ファーマとの提携により新興国市場での事業展開を図っていく。2016年3月には第4期中期経営計画(2016~2020年度)を策定し、2025年ビジョンとして「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指す。そのため2015年度は、癌領域への更なる注力と創薬研究のスピードアップを目的に組織体制を変更を行い、ビジョン達成への礎を築いた。
【最新版 2017.03.21 更新】

【最新版 2017.03.21 更新】
第一三共 企業活動分析 更新状況 |
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戦略200+・企業活動分析「第一三共」

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