| 消費者調査 No93.低アルコール飲料(2010年3月版) | ||
| 低アルコール飲料として注目されるチューハイ・カクテル市場 健康志向と価格志向製品が伸びしろあり |
||
| 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス) |
|
若者のアルコール離れに代表されるように、消費者の飲酒頻度低下に歯止めがかからない状況です。健康志向の高まりや、道路交通法改正による飲酒運転の厳罰化に加え、高速道路料金値引きによる車での外出増加が追い打ちをかけています。そうした中、市場拡大が期待されるのが、低アルコール飲料やノンアルコールタイプの飲料です。 今回は、市場拡大が続く低アルコール市場について、当社が任意に選んだ29ブランドの「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」のトップは、キリンビールの「氷結」が獲得し、2007年夏調査と同じ結果となった(No.67 低アルコール飲料(2007年版夏))。「氷結」がロングセラーブランドの地位を築いていることが伺えた。 購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」は、8ポイント以内に10ブランドが入る混戦となった。その中で、ベスト3は認知率、購入経験率共にトップ5にも登場しなかった、サントリーの「カクテルカロリ。」、「トップバリュ チューハイ」、アサヒビールの「Slat」の順となった。 サントリーの「カクテルカロリ。」、アサヒビールの「Slat」は、共にカロリーオフということを訴求しており、近年の健康志向のニーズにマッチした製品ということが再購入意向の高さに繋がったものと思われる。 一方、プライベートブランドである「トップバリュ チューハイ」が、再購入意向で2位にランクインした。「トップバリュ チューハイ」は、350ml缶で税込98円と、サントリーの「カクテルカロリ。」やアサヒビールの「Slat」が350ml缶で税込148円に対して、低価格を実現している。 結果として、近年の志向トレンドである「健康志向」「低価格志向」を捉えた製品が、高い評価を得た。 低アルコール飲料市場は、1990年代からほぼ一貫して拡大を続けている。2007年には国税庁がメーカーに販促奨励金を減らして安売りを是正するよう指導し、店頭価格が上昇した影響で減少したが、その後は再び増加に転じている。 低アルコール飲料市場のなかで、販売数がもっとも大きいのは缶チューハイだが、近年の傾向はレモンやグレープフルーツなど定番以外のフレーバーの拡充で、特にぶどう、ももなど甘味のあるフレーバーの増加が目立つ。消費者もブランドよりもフレーバーを重視する傾向があるとも言われており、いかに固定ファンを獲得し維持していくかが課題である。今回の「カロリ。」「Slat」などに代表される健康志向や、低価格を訴求した「トップバリュ チューハイ」 などのアプローチが注目される。 |
| 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。
|



【提示29ブランド】
|
- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2010年2月24日~2月26日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,038サンプル
サンプル構成(%)
- 調査期間:2010年2月24日~2月26日
新着記事
2026.08.18
企業活動分析 セブン&アイの2026年2月期は、銀行等の非連結化で減収も増益に
2026.08.07
成長市場を探せ 「習慣化」で拡大続けるメンズスキンケア(2026年)
2026.08.06
26年7月の「乗用車販売台数」は4ヶ月連続のプラス
2026.08.05
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第182号 日焼け止め商品の利用率が3割増! 日常的かつ早期化・長期化する日焼け止め市場
2026.08.04
26年6月の「新設住宅着工戸数」は3ヶ月連続のプラスに
2026.08.03
企業活動分析 任天堂の26年3月期はNintendo Switch 2世界的好調で大幅な増収増益に
2026.07.31
月例消費レポート 2026年7月号 消費は底堅さを保っている - 更なる政策対応で消費改善を盤石なものに
2026.07.31
消費者調査データ ビール系飲料(2026年7月版) 独走「スーパードライ」、今後意向はダブルスコアに
2026.07.30
26年5月の「旅行業者取扱高」は14ヶ月ぶりのマイナスに
2026.07.29
26年6月の「ファミリーレストラン売上高」は52ヶ月連続プラス
2026.07.29
26年6月の「ファーストフード売上高」は64ヶ月連続のプラスに
2026.07.28
26年5月の「広告売上高」は、7ヶ月連続のプラス
2026.07.28
26年6月の「全国百貨店売上高」は6ヶ月連続のプラスに
2026.07.27
企業活動分析 日本たばこ産業の25年12月期は、事業投資実り、売上、利益とも2桁増に
2026.07.24
投機筋の円ショートの積み増し・買い戻しが、 異次元の円安局面の短期変動を増幅
2026.07.24
26年6月の「チェーンストア売上高」は3ヶ月ぶりのマイナスに
週間アクセスランキング
ENGLISH ARTICLES
2023.04.17
More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.
2023.02.22
40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women
2022.11.14
Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand
2022.09.12
The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market
2022.06.20
6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)