半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2017.06)
消費者調査 No.249
野菜果実飲料(2017年6月版)
新顔飲料は市場再成長の牽引車になれるか


本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には無料または有料での会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

 2016年の野菜飲料市場は、前年比2.2%増、果実飲料も前年並みと、このところ続いていたダウントレンドからの回復傾向がみられます。

 今回は、当社が任意に選んだ野菜果実飲料25ブランドについて、「知っている(認知率)」、「飲んだことがある(飲用経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭など(で見たことがある)での接触状況(3ヶ月内店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)飲みたいと思う(今後購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 前回(2016年3月版)の調査では「野菜生活100(カゴメ)」が僅差ながら7項目中6項目で首位を獲得、それを伊藤園の「1日分の野菜」と「充実野菜」が追う、という形だったが、今回はその中から「充実野菜」が頭ひとつ抜けた、という印象だ。「充実野菜」は7項目中、再購入意向を除く6項目で首位を獲得。購入経験と今後の購入意向で、それぞれ2位の「野菜生活100」に4.5ポイント、3.4ポイントなどの差をつけた。

 また、前回は上記3ブランドが「3強」状態で、4位以下はどの項目でも大きな差をつけてられていたが、4位以下のグループから「野菜一日これ一本(カゴメ)」が抜け出して、上位3ブランドを猛追している。

 再購入意向については、いずれもベースが20人台と小さいものの「GREENS(カゴメ)」「無添加野菜シリーズ(キリン)」「トップバリュ 野菜と果実のジュース」が上位にランクインした。特に「GREENS」は再購入意向が95.0%と極めて高く、今年の春に発売された新アイテム「グリーンスムージー」などにより購入者経験のベースが拡大すれば、「充実野菜」「野菜生活100」「1日分の野菜」の「3強」に食い込む可能性もあるだろう。

 野菜果実飲料は、今回、前回の調査とも再購入意向が高い商品が多く、ユーザーのロイヤリティは高い。しかし、購入経験や3ヶ月内以降は全般的に高いとは言い難く、ボリューム的には小さい市場だ。今回、野菜飲料が回復傾向にある理由は、新たなユーザー層の獲得に成功したからとみられている。野菜の効能を前面に打ち出した機能性表示食品やスムージーなどの新たな商品の投入などで、朝に集中していた飲用シーンが、リフレッシュやリラックスなどに拡大したことなどがその要因として挙げられる。これらの商品が、野菜果実飲料を再成長の軌道に導けるのか、今後のゆくえが注目される。

【グラフを見る】(無料・有料会員向け)



【提示25ブランド】
  • 充実野菜(伊藤園)
  • 1日分の野菜(伊藤園)
  • ビタミン野菜(伊藤園)
  • 朝活野菜(伊藤園)
  • 毎日1杯の青汁(伊藤園)
  • 野菜生活100(カゴメ)
  • 野菜一日これ一本(カゴメ)
  • スーパーベジ(カゴメ)
  • 食物繊維たっぷり青汁(カゴメ)
  • GREENS(カゴメ)
  • 農協野菜Days(雪印メグミルク)
  • Doleグリーンスムージー(雪印メグミルク)
  • デルモンテベジスタート
    (キッコーマン)
  • デルモンテくだものと野菜とらなきゃ(キッコーマン)
  • デルモンテ朝サラダ(キッコーマン)
  • 無添加野菜シリーズ(キリン)
  • Ilovevegi(アイラブベジ)(サントリー)
  • ベジリセット(グリコ)
  • 野菜足りてますか(グリコ)
  • ときめきカフェスムージー(日本ルナ)
  • 野菜の戦士(大塚食品)
  • 贅沢あらごしグリーンスムージー(森永乳業)
  • セブンプレミアム 野菜ジュース
  • ローソン 野菜と果実
  • トップバリュ 野菜と果実のジュース

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年4月14日~18日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,009サンプル
サンプル構成(%)




お知らせ

2024.03.25

当社合田執筆の「猛スピードのクルマはいらない」 これからの高齢化社会に必要な“まちづくり”とは何か? そのヒントは欧米になかった!」がメルクマールに掲載されました。

新着記事

2024.06.14

成長市場を探せ コロナ禍の「癒し」契機に急拡大するフレグランス(2024年)

2024.06.13

24年4月の「消費支出」は2ヶ月連続のプラス

2024.06.12

24年4月の「家計収入」は19ヶ月連続のマイナス

2024.06.11

24年5月の「景気の現状判断」は3ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.06.11

24年5月の「景気の先行き判断」は2ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.06.10

企業活動分析 ロレアル(L'Oreal S.A.)23年12月期は増収増益、過去最高を記録

2024.06.10

企業活動分析 ユニ・チャームの23年12月期は、23年12月期は増収増益、売上高は7年連続で過去最高を更新

2024.06.10

企業活動分析 ポーラ・オルビスの23年12月期は増収増益、主力ブランドがけん引

2024.06.07

消費者調査データ 日焼け止め(2024年6月版) 首位「ビオレUV」、僅差の「ニベアUV」「アネッサ」

2024.06.06

24年4月は「完全失業率」は横ばい、「有効求人倍率」は悪化

2024.06.06

24年3月の「現金給与総額」は27ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.06.05

24年5月の「乗用車販売台数」は5ヶ月連続で前年割れに

週間アクセスランキング

1位 2021.05.25

MNEXT 眼のつけどころ プロ・マーケティングの組み立て方 都心高級ホテル競争 「アマン」VS.「リッツ」(1)

2位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

3位 2024.05.29

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター なぜ今、若い男性は銭湯にハマるのか?

4位 2017.09.19

MNEXT 眼のつけどころ なぜ日本の若者はインスタに走り、世界の若者はタトゥーを入れるのか?

5位 2022.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2022年5月版) 「レッドブル」「モンスター」認知率拡大、上位の牙城揺るがず

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area