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(2012.10)
消費者調査 No.160 スマートフォン(2012年10月版)
auとソフトバンク、iPhone 5対決!
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 2012年9月21日に発売されたApple社のiPhone 5は、発売後3日間で世界販売500万台を突破し、2011年秋発売の前機種「iPhone 4S」(同期間で400万台以上)を上回りました。
 今回は、当社が任意に選んだ26のスマートフォンについて、「知っている(認知)」、「広告を見た(広告接触)」、「店頭で見た(店頭接触)」などの項目をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングは、auとソフトバンクから発売された「iPhone 5」が、現在所有を除く全ての項目で首位争いを演じた。
 ソフトバンクの「iPhone 5」は、3ヶ月内広告接触ではauの「iPhone 5」に11.6ポイントという差をつけたものの、3ヶ月内の情報収集や店頭接触、今後の意向などでは差は2~3ポイント程度にとどまり、僅差とはいえ、広告のインパクトを計る指標である3ヶ月内広告接触社ベースの購入意向など、auの「iPhone 5」が首位を獲得した項目もみられる。
 調査時期が「iPhone 5」から約3週間後だったことも手伝い、「iPhone 5」が圧倒的な強さをみせたが、Andoroid陣営では、ドコモの「GALAXY S シリーズ(サムスン電子)」「Xperia シリーズ(ソニーモバイルコミュニケーションズ)」が現在所有、今後の意向などで好順位をキープしている。

 2008年の「iPhone 3G」から「iPhone」シリーズを販売してきたソフトバンクではあるが、今回「iPhone 5」の発売にあたり、高速通信規格「LTE」への対応やテザリングの導入において「iPhone」販売が2011年からのauに先行を許し、2012年9月のナンバーポータビリティによる転入数はauの圧勝となった。
 爆発的な人気となった「iPhone 5」だが、高速通信帯の確保や販売条件などキャリアへの負担も大きい。さらに、携帯キャリア最大手のドコモも、Andoroidスマートフォンへの注力を強め、多彩なモデルを展開するとともに、現行の高速通信規格「LTE」よりもさらに高速なサービスの提供を発表するなどの施策を打ってきている。
 ソフトバンクとauの「iPhone 5」をめぐる競争が、さらにスマートフォン市場のパイを拡大しての成長になるか、Andoroidユーザーを取り込んでの拡大にとどまるか、あるいは双方の「iPhone」ユーザーを奪い合うだけの消耗戦になるのか。目の離せない展開が続くといえる。

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【提示26機種】
  • ドコモ GALAXY S シリーズ (サムスン電子)
  • ドコモ GALAXY Note (サムスン電子)
  • ドコモ Xperia S / SX / GX / ac(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
  • ドコモ Xperia ray / mini / acro /(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
  • ドコモ ARROWS シリーズ (富士通モバイルコミュニケーションズ)
  • ドコモ ELUGA シリーズ (パナソニック)
  • ドコモ LUMIX シリーズ (パナソニック)
  • ドコモ REGZA Phoneシリーズ (富士通)
  • ドコモ AQUOS PHONE si (シャープ)
  • ドコモ MEDIAS X (NECカシオモバイルコミュニケーションズ)
  • ドコモ Optimus シリーズ (LGエレクトロニクス)
  • ドコモ Ascend (Huawei)
  • ドコモ らくらくスマートフォン (富士通)
  • ソフトバンク iPhone 4 / 4S (アップル)
  • ソフトバンク iPhone 5 (アップル)
  • ソフトバンク AQUOS PHONEシリーズ (シャープ)
  • ソフトバンク ARROWS A (富士通モバイルコミュニケーションズ)
  • ソフトバンク PANTONE 5 (シャープ)
  • au iPhone 4S (アップル)
  • au iPhone 5 (アップル)
  • au AQUOS PHONE シリーズ (シャープ)
  • au ARROWS シリーズ (富士通モバイルコミュニケーションズ)
  • au Xperia シリーズ(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
  • au GALAXY S II (サムスン電子)
  • イー・モバイル GS03 (Huawei)
  • イー・モバイル Dell Streak Pro (DELL)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2012年10月15日~17日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,043サンプル
サンプル構成(%)




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2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

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