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(2009.07)
入浴剤(2009年版)
バブ、小差ながらも首位独占
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
 かつては、冬の季節商品だった入浴剤ですが、涼感タイプや発泡タイプ、発汗促進などさまざまな製品が一年を通じて販売されています。
 今回は、主要各社から発売されている入浴剤のブランドについて、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 前回(2004年)のランキングでは、ツムラライフサイエンスの「バスクリン」と花王の「バブ」が首位をめぐって激しい競り合いとなったが、今回のランキングでは「バブ」が頭ひとつ抜け出た形となった。
 「バブ」は、「知っている(認知率)」「6ヶ月以内に店頭でみた(店頭接触率)」「6ヶ月以内に利用した(利用率)」「今後(も)利用したい(利用意向)」など6項目で首位を獲得した。特に利用率では、2位の「バスクリン」に6ポイント、3位の「きき湯」に13.1ポイントの差をつけての首位で、シェアトップの貫禄をみせた。
対する「バスクリン」は認知率では「バブ」と同率首位を獲得したものの、他の項目では、すべて小差ながら「バブ」のリードを許す結果となった。
 また、クナイプジャパンの「クナイプ」は、認知率では18位、利用率でも7位と浸透の程度は低いが、「6ヶ月以内に利用した人ベースの利用意向」で首位を獲得するなど、固定的なファンを獲得している。

 景気の低迷や価格競争の激化で今年の入浴剤市場は前年並みと予測されている。原材料の高騰も加わり、より厳しくなる環境のなかで、メーカー各社はヒットにつながる新しい切り口を求めてさまざまな新製品を送り出している。輸入品や玩具メーカーの製品も加わって、今後もさらに激しい競争が繰り広げられそうだ。

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【提示21ブランド】
  • バスクリン(ツムラライフサイエンス)
  • バスクリン・カラダプラス(ツムラライフサイエンス)
  • バスクリンピュアスキン(ツムラライフサイエンス)
  • 薬湯バスクリン(ツムラライフサイエンス)
  • きき湯(ツムラライフサイエンス)
  • ソフレ(ツムラライフサイエンス)
  • 日本の名湯(ツムラライフサイエンス)
  • バブ(花王)
  • バブミルキー(花王)
  • バブ濃厚炭酸湯(花王)
  • エモリカ(花王)
  • ビオレu家族みんなのすべすべバスミルク(花王)
  • フェルゼア(資生堂)
  • バスロマン(アース製薬)
  • 薬泉バスロマン(アース製薬)
  • バスロマンスキンケア(アース製薬)
  • バスロマンbihada(アース製薬)
  • 旅の宿(クラシエ)
  • クナイプ(クナイプジャパン)
  • バスキング・粉末タイプ(白元)
  • バスキング・錠剤タイプ(白元)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2009年4月10日~14日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~49歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:632サンプル
サンプル構成(%)
男女別年代比率(%)


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