半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2016.02)
カップめん(2016年2月版)
注目のマルちゃん正麺カップ、発売3ヶ月目の浸透度は?


 日本人は年間ひとりあたり約27.6食のカップめんを食べています(2014年 日本即席食品工業協会)。その銘柄は全国で1,000にもおよび、まさに国民食といえるでしょう。

 今回は、当社が任意に選んだカップめん35ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭・自動販売機(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた」(3ヶ月以内購入)、さらに「今後(も)買いたいと思う」(今後購入意向)と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回の調査でも、前回(2015年6月版)までと同様に「カップヌードル(日清食品)」が圧倒的な強さを示した。カップヌードルは7項目全てで首位を獲得、とくに購入経験では、2位の「赤いきつね/緑のたぬき(東洋水産)」に16.7ポイント、今後の購入意向では2位の「日清のどん兵衛(日清食品)」に15.0ポイントの差をつけるなど、トップを独走している。

 また、今回の注目商品である「マルちゃん正麺カップ(東洋水産)」だが、認知で17位、購入経験で20位で、2015年10月の発売から調査時点(2016年1月)までの期間の短さもあって、浸透度合いはまだ低いといえる。しかし、3ヶ月内購入では13位、さらに再購入意向では8位とベスト10入りを果たしており、今後のポテンシャルは高いといえるだろう。

 「マルちゃん正麺」は、2011年に袋めんとして発売、"生めんのような食感"で、大ヒットを記録、停滞していた袋めん市場に旋風を巻き起こしたことは記憶に新しい。その「マルちゃん正麺」がカップめんに参入、1月、3月と新アイテムの投入も予定されている。「マルちゃん正麺カップ」はカップめん市場に何を引き起こすか。今後の行方が注目される

 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフ・詳細データをご利用ください。










【提示35ブランド】
  • 日清ラ王(日清食品)
  • カップヌードル(日清食品)
  • カップヌードルライト(日清食品)
  • スープヌードル(日清食品)
  • チキンラーメンどんぶり(日清食品)
  • 行列のできる店のラーメン(日清食品)
  • 日清麺職人(日清食品)
  • サイリウムヌードル(日清食品)
  • 出前一丁どんぶり(日清食品)
  • マルちゃん正麺カップ(東洋水産)
  • マルちゃん本気盛(マジモリ)(東洋水産)
  • マルちゃんでかまる(東洋水産)
  • 麺づくり(東洋水産)
  • 一平ちゃん(明星食品)
  • チャルメラどんぶり/カップ(明星食品)
  • サッポロ一番カップめん(サンヨー食品)
  • サッポロ一番カップスター(サンヨー食品)
  • スーパーカップ1.5倍(エースコック)
  • ヤマダイ凄麺(ヤマダイ)
  • セブンゴールド「日清名店仕込みシリーズ」(セブン&アイ)
  • セブンプレミアムのカップめん(セブン&アイ)
  • トップバリュのカップめん(イオン)
  • ローソンセレクトのカップめん(ローソン)
  • ファミリーマートコレクションのカップめん(ファミリーマート)
  • みなさまのお墨付きのカップ麺(西友)
  • コープヌードル(日本生協連)
  • 日清のどん兵衛(日清食品)
  • 日清のごんぶと(日清食品)
  • 赤いきつね/緑のたぬき(東洋水産)
  • 日清焼そばU.F.O.(日清食品)
  • 昔ながらのソース焼きそば(東洋水産)
  • 一平ちゃん夜店の焼そば(明星食品)
  • サッポロ一番焼きそば(サンヨー食品)
  • ペヤングソースやきそば(まるか食品)
  • 日清Spa王(日清食品)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:調査期間:2016年1月15日~19日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,043サンプル
サンプル構成(%)




お知らせ

2024.03.25

当社合田執筆の「猛スピードのクルマはいらない」 これからの高齢化社会に必要な“まちづくり”とは何か? そのヒントは欧米になかった!」がメルクマールに掲載されました。

2024.04.22

JMR生活総合研究所 ゴールデンウイーク期間中の営業のお知らせ

新着記事

2024.04.26

消費からみた景気指標 24年2月は10項目がプラスに

2024.04.26

24年3月の「全国百貨店売上高」は25ヶ月連続のプラス、インバウンドや物産展が好調

2024.04.26

24年3月の「ファーストフード売上高」は37ヶ月連続のプラスに

2024.04.26

24年3月の「ファミリーレストラン売上高」は25ヶ月連続プラス

2024.04.25

月例消費レポート 2024年4月号 消費は足許で持ち直しの動きが見られる-「いつも通り」の消費の風景が戻ってくるようになれば消費回復の見通しもより確かなものに

2024.04.24

24年3月の「チェーンストア売上高」は既存店で13ヶ月連続のプラス、食料品がけん引

2024.04.24

24年3月の「コンビニエンスストア売上高」は4ヶ月連続のプラスに

2024.04.23

24年2月の「旅行業者取扱高」は19年比で78%に

2024.04.23

24年2月の「広告売上高」は、3ヶ月連続のマイナス

週間アクセスランキング

1位 2024.04.12

成長市場を探せ ビスケット市場、4年連続プラスで初の4,000億超えに(2024年)

2位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

3位 2022.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2022年5月版) 「レッドブル」「モンスター」認知率拡大、上位の牙城揺るがず

4位 2019.09.10

戦略ケース プラットフォームビジネスで急拡大するウーバーイーツ

5位 2021.05.25

MNEXT 眼のつけどころ プロ・マーケティングの組み立て方 都心高級ホテル競争 「アマン」VS.「リッツ」(1)

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area