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1.消費は失恋している
 消費は恋をする対象を失った。
 その結果、消費の低迷が起きている。
 日本人の多くは戦後アメリカで花開いた「中流の生活様式」に憧れていた。郊外に住宅をもち、家電製品にあふれ、自動車を持っている人々の豊かな生活ぶりに憧れた。その暮らしぶりを模倣しようとする社会的欲望が消費を生んだ。消費は中流の生活様式に恋をしていた。しかし、今では90%の人々が自分達の生活を「中流である」と自覚するまでになった。白物家電の普及率は100%に近く、フランスでは数パーセントの富裕層しかもたないオートクチュールブランドを中高生が手に入れるようになった。憧れていた中流の生活様式は、すでにその対象ではなくなってしまった。
 社会的欲望が憧れ・模倣の対象を失った状態にある。それが「消費の失恋状態」であり消費の低迷を生んでいる。もちろん長期的な先行き不透明な経済的不安感、金融システムの不安定さもあるが、本質はそこにはない。消費を生み出す社会的欲望の変化という歴史的、構造的要因にある。
 今、消費は中流生活様式という恋の相手から、別の相手「新しい生活様式」の出現を待っている状態にある。

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