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決戦のマーケティングシリーズ 2007
「花王」 × 「P&G」 
取引条件透明化で値下げ圧力克服
本稿は、「週刊エコノミスト2007年5月22日号」掲載記事のオリジナル原稿です。
代表執筆 村田多恵子
社会経済研究チーム 松田久一、菅野守、吉野太喜
 洗剤、シャンプー、おむつなど日用品・トイレタリー製品の国内市場規模は2006年度で約1兆5,000億円、前年比0.6%増と大きな成長が期待できない成熟市場である(国際商業調べ)。また、市場を構成する48カテゴリーのうち36で、上位3社がシェア6割以上を占める寡占状況にある。例えば、市場規模が最も大きい衣料用ヘビー洗剤(1,762億円)をみると、シェア1位は「アタック」の花王、2位は「アリエール」の米P&G、3位は「トップ」のライオンで、この上位3社で市場シェアの91%を占める。この成熟寡占市場において、花王は14の商品カテゴリーで1位と圧倒的な強さを誇る。一方、P&Gは3位内のカテゴリーは03年度の8から現在12と近年シェアを拡大している。躍進する世界企業のP&Gと迎え撃つ国内王者の花王。両雄の戦略を比較する。


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※本稿は代表の松田監修のもと、社会経済研究チームで議論した結果を村田多恵子が代表執筆したものです。


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