総務省は4月5日、家計調査24年2月分の速報を発表した。
二人以上世帯のうち勤労者世帯(サラリーマン世帯)の消費支出は30万7,765円で、物価水準の変動の影響を除去した実質ベースで前年同月比99.7%(名目ベース103.0%)と、12ヶ月連続のマイナスとなった。
2024年(うるう年)2月29日分の消費支出を除いて試算すると、対前年同月実質増減率は2.7%の減少となる。
勤労者世帯の平均消費性向(季節調整値)は63.4%で、前月から1.1ポイント上昇した。
無職世帯や世帯主が個人経営者の世帯などを含む、二人以上世帯の消費支出は27万9,868円で、同99.5%(名目ベース102.8%)と、マイナスが続いている。
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