日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2005.12)
2005年、印象に残ったもの
-「小泉自民圧勝」「レイザーラモンHG」「青春アミーゴ」「iPod」・・2005年はどんな年だったのか?
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
 2005年は、 「衆院解散総選挙・小泉自民圧勝」「マンション耐震偽装問題」「幼児殺害事件」「JR西日本福知山線の脱線事故」などの大事件が数多く起きました。企業業績の回復を背景とした雇用環境の改善や株価上昇など、景気回復を予感させるニュースもありましたが、依然として先行きが不透明で不安感のぬぐい去れない1年でした。そうした中、「愛知万博(愛・地球博)」の成功や若手日本人スポーツ選手の世界的活躍など明るい話題もありました。
 そんなこの1年で人々にインパクトを残したものを「トピックス」「有名人」「歌」「商品」について、インターネットモニターを対象に実施したインターネット調査における自由記述の回答を集計し、ランキング形式でお届けします。


印象に残ったトピックス

 印象に残ったトピックスランキングでは、「衆議院解散総選挙と小泉純一郎率いる自民党圧勝」が20%でトップであった。「小泉チルドレン」といった言葉が生まれるなど、良くも悪くも世間の話題を集める「ワイドショー型政治」は、政権の総決算となる残り1年弱の任期の中でどのような幕を降ろすのか、注目される。
 2位は3月から9月までの約半年間で2,200万人を集客した「愛知万博(愛・地球博)」で12%、3位は現在最も旬な話題のひとつである「マンション耐震偽装問題」で10%となった。マンション問題は、まだまだその全貌が見えず、2006年も世間の注目を集めると思われる。
 1、2位に票が集まった過去3年分のランキングと比較すると(2004年2003年2002年)、今回のランキングは票が分散した。大きな事件が多く、票が割れたものと推測される。また、4位の「幼児殺害事件」や5位の「JR西日本福知山線の脱線事故」、6位「自然災害」なども含めて、暗い話題が集まったのと対照的に、8、9位にはプロ野球とサッカーの明るい話題、そして有名人ランキングでトップとなった「レイザーラモンHG」のブレイクなどがランクインした。

印象に残った有名人

 印象に残った有名人ランキングでは、「レイザーラモンHG」が28%で1位となり、2位と2倍近い差をつけた。2位はホリエモンこと、ライブドア社長の「堀江貴史」で15%、3位は「小泉純一郎」で15%と、2位と3位はほぼ横並びとなった。
 トップ3はいずれも、12月に発表された「新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)に取り上げられた。年間大賞には、小泉自民党の圧勝劇を表現した「小泉劇場」と、堀江貴文がフジテレビとの株騒動の際に発言した「想定内(外)」が選ばれた。大賞以外のトップテンではあるが、レイザーラモンHGの「フォーー!」も選ばれた。
 他に特徴的なのは、昨年のランキングと同様に、スポーツ選手のベスト10入りが目立ったことである。4位には「ゴルフの藍ちゃん」こと「宮里藍」、6位には米大リーグのヤンキースとの契約更新が話題になった「松井秀喜」、7位には復帰レースで優勝を決めた「高橋尚子」、8位には千葉ロッテマリーンズを日本戦優勝に導いた「ボビー・バレンタイン」がランクインした。また「レイザーラモンHG」について言えば、2003年は「はなわ、ダンディ坂野、テツ and トモ」、2004年は「波田陽区」とお笑い系がランクインしたが、一発屋で終わった間が強い。果たして2006年も人気を保つことができるのか、注目される。

印象に残った歌

 印象に残った歌ランキングでは、1位が「青春アミーゴ(修二と彰)」で9%となった。日本テレビ系ドラマ「野ブタ。をプロデュース」から誕生した、KAT-TUN・亀梨和也とNEWS・山下智久のスペシャル・ユニットが歌う。チャート登場4週目でミリオンを突破した。シングルのミリオン達成は今年初。森山直太朗「さくら(独唱)」以来1年7ヶ月ぶりの快挙となった。
 2位は「恋のマイヤヒ(O-ZONE)」で7%となった。モルドヴァ共和国出身の3人が歌うこの曲は、2003年頃からヨーロッパで大ヒット。日本では、ルーマニア語の歌詞が日本語に聞こえる空耳を表現したFLASHがweb上で人気を博した。このFLASHのキャラクターである「のまネコ」の商標をめぐる騒動も勃発した。また、SMAPのTV番組で木村拓哉などが踊ったことも人気に拍車をかけたようだ。
 3位は「マツケンサンバIII(松平健)」で5%と、昨年のランキング1位の「マツケンサンバII」に続いて上位にランクされた。歌と踊りを仲間同士で練習して盛り上がれるマツケンサンバシリーズの人気は根強い。
 また、6位の「瞳を閉じて」は2年連続、8位の「涙そうそう」は2002年から4年連続のランクインと歌い継がれる名曲として人々に強く印象に残ったといえる。
 2005年は「音楽配信元年」と言われるように市場が急速に拡大した。これまでとは異なる環境の中、2006年はどんなヒット曲が生まれるのだろうか。

話題になった商品

 話題になった商品ランキングでは、昨年から引き続き、アップルコンピュータの携帯音楽プレーヤー「iPod」と、日本の家電メーカー各社が注力している「薄型大画面テレビ」が上位にランクインした。
 1位の「iPod」は32%と、2位の「薄型大画面テレビ」に票数で4倍以上もの差をつけた。本ランキングでは「iPod」のひとり勝ちという結果になった。
 「iPod」は、「iPod mini」「iPod nano」「iPod shuffle」、そして「動画再生型iPod」などシリーズを通してヒットした。また、iPod本体だけでなく、「iTunes Music Store」と呼ばれるネット配信システムを通じて豊富で安価な曲を提供することで新たな価値を生み出している。
 2位は「薄型大画面テレビ」で7%となった。昨年のオリンピックによる需要拡大の波がまだ続いているようだ。技術革新と価格低下が進み、より購入しやすくなってきている。
 3位は「たまごっち」で4%となった。1996年に第一弾を発売して以来、「ちびたまごっち」や「たまごっち赤いシリーズ」など新生たまごっちを開発・発売している。ロングヒット商品となったたまごっちシリーズ。今後の行方も注目される。

 今年を一言で言い表すとすると「変革」と「世代交代」ではないだろうか。
 小泉純一郎が衆議院解散をして世間を驚かせた直後に、小泉自民党圧勝という結果で我々をさらに驚かせた。良くも悪くも、小泉純一郎首相の活躍は、政界の変革を促すきっかけになっている。その象徴であるのが「小泉チルドレン」であり、こうした世代交代が大きな原動力となっていくと考えられる。
 同じく、放送局とIT企業による放送と通信の融合の主役となったライブドアの堀江貴史氏や楽天の三木谷浩史氏といった若手企業家のここ数年の言動はデジタル新時代へのシフトを強く印象づけるものである。
 また収入格差や地域格差などの格差が広がりつつあることが指摘され、勝ち負け論争がメディアを賑わせている。ベストセラーのひとつである「下流社会」(三浦展著・光文社新書)は「世代」を切り口に日本における新たな階層社会の到来を示している。
 変革の時代には不安感が漂ってくるものである。そうした中、スポーツ選手の活躍は明るいニュースを提供してくれた。世界のトップレベルで活躍する宮里藍選手や松井秀喜選手などは、本業の結果だけではなく、自分を持ったしっかりとした発言も注目された。つい先日、国際フィギュアスケート競技大会では15歳の浅田真央選手が優勝した。これら日本選手の活躍は、我々に元気を与えてくれる。
 変革の波にのみこまれて溺れることなく、我々も活躍できるよう頑張ろう、というのが今年の気風だったように思われる。

 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフをご利用ください。







サンプル構成(%)
男女別年代比率(%)
【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2005年12月5日~9日
調査対象者:当社インターネットモニター
      15~82歳
      全国の男女個人
有効回収サンプル数:703サンプル

会員登録のご案内
消費社会白書
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2017 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.