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(2001.07)
幕張流通戦争勃発!幕張を征するのは誰だ!!
-カルフール vs. 国内チェーン企業の仁義なき戦い
戦略分析チーム



 外資系組織小売企業カルフール vs. 日本の組織小売企業の「幕張流通戦争」が勃発した。千葉県千葉市美浜区ひび野1-3-104。このカルフール幕張店が位置する9,346坪の区画の土地を基点にした半径5km圏が主戦場となった。
 本論ではカルフール幕張にスポットをあて、日本の組織小売企業がいかなる戦略で巨大外資勢力に対抗しているのかを明らかにする。

1.幕張とカルフール
図表1 カルフールグループの沿革
 カルフール(図表1)が出店した「幕張」とは千葉市の北西に位置する美浜区と花見川区にまたがる約10平方キロメートルの地域を称する。鉄道はJR総武線、京成千葉線とJR京葉線に挟まれ、高速道路では京葉道路と湾岸線が並行している。
 幕張の特徴のひとつに、魅力的な商圏に囲まれていることが挙げられる。幕張の北西には人口15万人の習志野市、59万人の船橋市、南西には86万人の千葉市が位置する。
 千葉県企業庁が美浜区を中心とする522haの広大なエリアに幕張メッセなど巨大イベント施設とオフィス、事務所ビルなど誘致し「21世紀型の国際商業都市」をつくろうと計画したのは1970年中頃であった。80年に埋め立て完了、89年幕張メッセオープン、90年千葉マリンスタジアム開業など着実に進んだ計画も、バブル崩壊で難航する。この事態に危機感を抱いた千葉県企業庁は、日本IBMわきの一角を、それまでの分譲から賃貸方式へと転換。1999年にカルフールが落札した。20年の定期借地権契約でカルフールが支払う賃料は1平方メートル月当たり363円、1坪月1,200円。カルフール南側に隣接する土地は不動産鑑定価格で1平方メートル52万円ということを考えれば、"破格"の賃料である。

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