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戦略200+・企業活動分析
キヤノン株式会社(2016年)
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2015年12月期決算の総括
2015年12月期の連結決算は売上高3兆8,003億円(前年比2.0%増)、営業利益3,552億円(同2.3%減)で、増収減益となった。カメラやインクジェットプリンターの販売が、中国やアジア地域の新興国市場を中心に厳しい状況が続き売上が減少したものの、オフィス向けカラー複合機やライトプロダクション市場向けカラー機の販売は堅調に推移、半導体露光装置・FPD露光装置など産業機器の売上も好調な市況を背景に大幅に増加したため、売上高は増収となった。一方、継続的なコストダウン活動や収益性の高い新製品への移行の効果などにより、売上総利益率が前連結会計年度比1.0ポイント好転し50.9%となったものの、アクシス社の新規連結影響や新製品の開発費用の増加に加え、円安のため外貨建ての営業費用が円換算後で増加した影響等もあり、営業利益は減益となった。2015年が最終年度となった「グローバル優良企業グループ構想フェーズIV 」 (2011-2015年) については、当初の業績目標を達成できなかったものの、新しい成長力の確保(ネットワークカメラ事業、商業印刷への本格参入など事業ドメインを成長領域へシフト、多角化によるビジネスモデル拡張)とものづくり力の強化(生産の自動化とロボット化)という事業転換のための重要なふたつの布石を打つことができたと総括。2016年度からは「戦略的大転換を果たし、新たなる成長に挑戦する」の基本方針のもと、フェーズⅤがスタート。成否の鍵を握るのは「新規事業の強化拡大と将来事業の創出」で、なかでも医療機器業界のグローバル大手有力企業のひとつである東芝メディカルシステムズの子会社化を決定したヘルスケア事業の展開が注目される。

【最新版 1,656kb・2016.06.30 更新】
キヤノン
企業活動分析
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戦略200+・企業活動分析「キヤノン」
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