| 戦略100・企業活動分析 | |
| キヤノン株式会社(2010年) | |
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キヤノンの2009年12月期は連結売上高3兆2,092億円(前年比78.4%)、営業利益2,171億円(同43.8%)で、前期に続き二年連続の減収減益となり、苦戦している。この背景には、日米欧の先進諸国での戦後はじめての同時マイナス成長、大幅な円高の影響が上げられる。また、キヤノンが事業展開する市場では、デジタルカメラやインクジェットプリンタなどのコンシューマ製品の価格下落、ネットワーク複合機やレーザビームプリンタなどのオフィス機器の需要減少、産業機器では、メモリー市況の著しい悪化に伴う半導体露光装置の低迷や液晶露光装置でもパネルメーカーによる設備投資手控えの影響を受けた売上減少、などがあげられる。
御手洗冨士夫社長が1996年に打ち上げた「グローバル優良企業グループ構想」も、高い収益性を維持しながら企業規模の一層の拡大を図る「健全なる拡大」を目指して業容の多角化、次世代事業ドメインの設定、新生産方式確立などに重点を置いた経営を推し進め、一定の成果も出していたが、第3フェーズ後半に失速した。第3フェーズ最終年となる2010年は、「成長元年」と位置づけ、景気回復のペースを上回るペースで業績向上することを目指す。
【最新版 98kb・2010.04.23 更新】
戦略100・企業活動分析「キヤノン」
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