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HOME > 企業戦略事例集 > 戦略ケース > 戦略ケース(2002年) > NTTドコモを脅かす FOMA低迷とボーダフォンの日本進出【概要】

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NTTドコモを脅かす
FOMA低迷とボーダフォンの日本進出
-3G携帯電話を巡るキャリアの熾烈な攻防
戦略分析チーム 川口

 「ユーザー数7,000万人・市場規模5兆円超」。消費マインドが冷え込み、大ヒット商品が出にくい昨今のマーケットにおいて、国内有数の巨大産業として成長を続けてきたのが携帯電話ビジネスである。この携帯電話ビジネスにおける新しい潮流は「3G:Third Generation=第3世代携帯電話サービス」と呼ばれる2GHz(ギガヘルツ)帯の高速・高機能の新しいサービスである。第3世代携帯電話とは、アナログ携帯電話の第1世代、デジタル携帯電話の第2世代に次ぐ携帯電話サービスのことを指す。これまでの携帯電話と違うのは通信速度が大容量かつ高速になることで、具体的にはスムーズな動画や音声を楽しめるという点にある。また、普段使用している携帯電話機をそのまま海外でも使用できる「国際ローミング」サービスを提供している。

 「21世紀の携帯電話サービス」として期待が高い第3世代携帯電話だが、現在のところ当初見込まれていたほど普及は進んでいない。特に日本市場で圧倒的なトップであるNTTドコモの迷走ぶりと2番手J-フォン猛追は、NTTドコモとイギリスのボーダフォン(2001年11月、J-フォンを傘下に収める)の世界2大携帯電話キャリアによる覇権を巡る競争の縮図でもある。

(2002.07)
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