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都市再生法によって加速する
東京発マーケティング革新
戦略分析チーム

 東京に新たな、情報発信基地が誕生しようとしている。それらのスポットは、これまでの渋谷、新宿、池袋といった、商業中心の繁華街と異なる職住商が一体となった街である。新しいライフスタイルをトータルにパッケージングした新しい街が出現する。

1.民間主導の街づくりの可能性
 かつて、「丸の内マンハッタン計画」という報告書が三菱地所によってまとめられた。東京・丸の内地区の建物をどの程度まで大型化できるかを検討したこの報告書によると、丸の内のビルの容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)を現在の2倍の2000%に拡大しても、この地区の交通量に影響を与えたり、下水の容量を超えたりしないという。この結果を基に、東京駅をマンハッタン並みの高層ビル街に変える構想が提案されたのだが、民間主導の都市開発計画に反発した、旧建設省や東京都の反対で約10年前にお蔵入りとなってしまった。
 しかし、ここにきてこのような民間主導の、街づくりに大きな可能性が出てきた。民間主導の都市開発計画を促進する都市再生特別措置法(以下都市再生法)の施行や、J-REIT(上場不動産投資信託)といった新たな資金調達方法が可能となったためである。

(2002.08)
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