半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net


 「季刊 消費経済レビュー」第2号を発刊いたします。

 2004年は、景気の回復傾向が持続する中で、消費もデジタル新三種の神器を主軸に活況を呈する1年となりました。しかし2004年後半以降、経済指標に景気減速を示唆する動きが見え始める中で、気の急いたエコノミストの間では、景気の腰折れを懸念する議論が台頭しつつあります。株価は、2004年4月にピークを迎えて以降、緩やかな下方トレンド描き、目下は神経質な動きを伴いながらボックス圏内で推移しています。
 日本経済の今後の見通しをめぐって、我々は再び、微妙な判断を迫られる状況に直面しています。

 2005年の日本経済と消費に付きまとう不透明感を払拭し、一歩先を見据えた戦略的判断と行動の一助となることを企図して、このたび「季刊 消費経済レビュー」第2号を発刊いたします。
 第Ⅰ部では、第1号が発刊されて以降の経済情勢を整理し、2005年の日本経済を読む鍵を明らかにします。第II部では、薄型テレビに焦点を当てて2005年の市場動向を占うとともに、市場攻略の鍵を握るファクターとして、コンテンツニーズが果たす意義と役割に、新たなる光を当てます。第III部では、戦略事例研究として、薄型テレビ市場で展開されているサバイバル競争の全貌を明らかにするとともに、業界内での勝ち残りの条件を独自の分析フレームワークに基づき俯瞰いたします。

 2005年、新たなる"航海"に乗り出すための「羅針盤」とならんことを願って、実務家のみなさまにお届けいたします。

「季刊 消費経済レビュー」販売開始

「季刊 消費経済レビュー Vol.2 2005年1月号」の書店販売を開始いたしました。全国の政府刊行物サービスセンターでお求めください。

季刊 消費経済レビュー Vol.2 2005年1月号
 I.Macroeconomic Outlook for Japan【要旨】一般公開
 II.2005年の消費市場を占う:薄型テレビを焦点に【要旨】一般公開
 III.戦略事例研究:薄型テレビ市場【要旨】一般公開

季刊 消費経済レビューの本文は、プレミアム会員をご利用ください。
季刊 消費経済レビューは、プレミアム会員限定コンテンツとなっています。
プレミアム会員は、当社メンバーシップサービスの全てのコンテンツに加えて、
「情報家電産業のリバイバル戦略 -エンド価値志向の多層化戦略-」ほか、
当社のオリジナル研究レポートのご利用が可能なプレミアムサービスです。
この機会に是非プレミアム会員へのご入会をご検討ください。

 季刊 消費経済レビュー Vol.2 2005年1月
I.Macroeconomic Outlook for Japan
 【要旨】
1.日本の景気は踊り場を迎えたのか
 (1)息切れ感がみえ始めた日本経済
 (2)腰折れの兆しは微塵も感じさせない外需
 (3)製造業主導でまだまだ地合いの強い設備投資
 (4)在庫・生産調整による景気悪化懸念はまだ早計
 (5)高位安定基調の消費者マインド
 (6)弱気スタンスに傾きはじめた
シンクタンク各社の想定シナリオ
2.2005年の経済と消費をどう読むか
 (1)2005年に関するシンクタンク各社の想定シナリオ
 (2)悲観方向に振れ始めた消費者の景気認識
-消費の堅調さと在庫調整の短期終了が鍵



II.2005年の消費市場を占う:薄型テレビを焦点に
 【要旨】
1.薄型テレビ需要のゆくえ
 (1)薄型テレビの販売動向
 (2)2005年も需要は持続
 (3)受容サイズの大型化
2.薄型テレビのブランド競争
 (1)各社の製品ラインナップ戦略
 (2)ブランドはシャープ「AQUOS」
3.スペック選択の鍵となるコンテンツニーズ
 (1)コンテンツによって異なる製品属性ニーズ
 (2)コンテンツニーズの三つの方向性
4.コンテンツニーズから見た、上位3社の巧拙と
今後の市場攻略の鍵



III.戦略事例研究:薄型テレビ市場
 【要旨】
1.薄型テレビの業界構造
 (1)拡大する薄型テレビ市場
 (2)業界構造
2.主要競争業者の戦略
 (1)各社の戦略
 (2)現在のKFSと競争優位
3.四つの戦略グループ
4.業界変化の方向
 (1)新規参入の脅威
 (2)代替品の脅威
 (3)売り手:主要部材の日本企業による寡占化
 (4)買い手:チャネルとユーザーの世代交代
 (5)薄型テレビ業界の変化シナリオ
5.勝者はどこか

お知らせ

2024.03.25

当社合田執筆の「猛スピードのクルマはいらない」 これからの高齢化社会に必要な“まちづくり”とは何か? そのヒントは欧米になかった!」がメルクマールに掲載されました。

新着記事

2024.03.29

企業活動分析 KDDIの23年3月期は法人向け好調等で増収、過去最高益更新

2024.03.28

消費からみた景気指標 24年1月は6項目がプラスに

2024.03.28

月例消費レポート 2024年3月号 消費は足踏み状態が長期化している-インフレ見通しや消費マインド改善などによる消費回復の後押しに期待

2024.03.27

24年2月の「ファミリーレストラン売上高」は24ヶ月連続プラス

2024.03.27

24年1月の「ファーストフード売上高」は35ヶ月連続のプラスに

2024.03.27

24年1月の「広告売上高」は、2ヶ月連続のマイナス

2024.03.26

24年2月の「全国百貨店売上高」は24ヶ月連続のプラス、季節商品やインバウンド好調で

2024.03.26

24年2月の「チェーンストア売上高」は既存店で12ヶ月連続のプラス、食料品は引き続き好調

2024.03.26

24年2月の「コンビニエンスストア売上高」は3ヶ月連続のプラスに

2024.03.25

消費者調査データ コーヒー飲料(2024年3月版)独走「BOSS」、「ジョージア」との差を広げる

2024.03.22

MNEXT 資本主義の近未来の行方―企業の持続的存続の鍵

週間アクセスランキング

1位 2024.03.12

企業活動分析 マツキヨココカラカンパニーの23年3月期はPB商品拡販やインバウンド需要増加で増収増益

2位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

3位 2008.07.24

戦略ケース カルフールは何故失敗したのか?

4位 2024.03.15

企業活動分析 スギHDの23年2月期は増収減益。26年度売上1兆円へ向けた挑戦が続く

5位 2016.03.16

【マーケティングFAQ】どうすればブランド力を強化できるか

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area