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北京のフードコートにみる市民生活変化
-中国ICカード普及事情
楊 亮
1.王府井のフードコートにて
 7月上旬の北京市内繁華街の王府井(ワンフーチン)。夕暮れとともに、ショッピングや観光に疲れた人々はその周辺のレストランに入っていく。出張で久しぶりに北京に帰った私は、デパートのレストラン街の看板を見て階段を降りた。入ってみたらフードコートだった。中は中華から、韓国風の鍋料理、日本のタコ焼きまでブースがズラリ並んでいる。私は餃子を頼んで、財布からお金を出そうとしたら、店員に「現金はだめ、ICカードで払ってください」と言われた。新しいシステムにちょっと戸惑いながらフードコートの隅で100元のICカードを購入した。金額が足りなくなったらチャージも可能。また、使い切れなかった場合はその場で現金に戻すこともできる。その後、一枚のICカードを持って、料理を調達して歩き回った。それにしてもICカードの処理能力の速さに感心したというより、むしろ日本企業が生み出した基礎技術がこんなに速く一般の北京市民の生活に浸透したスピードに驚かされた。

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