眼のつけどころ

高収益な市場プラットフォーム事業をどう創出するか?
-MPF事業創出作法(3)

2018.05 代表 松田久一

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市場プラットフォームの形成を促す情報技術革新

 市場プラットフォーム型ビジネスモデルは最強である。

 市場を多面化し、市場プラットフォームを提供するプラットフォーマーになることは、ひとつのビジネスモデルである。ただ、それが有利なのは、ものづくりによって付加価値を積み上げるものづくりモデルよりも、現代の消費者に適合しており、より高収益であるからだ。

 消費が高質化し、消費目的が物欲の充足から価値志向的になり、結果として製品サービス間の相互関係や補完関係が強くなれば、消費目的を実現するための関与者は増え、市場多面化の機会は増す。それに対応できない単品メーカーにとっては大きな脅威になる。消費者が価値を認めてくれないので対価を支払ってくれなくなる。

 さらに、関与者を結びつける共通基盤もつくりやすくなっている。それは、スマホなどの日常生活への浸透であり、IoTなどの情報技術革新の進化である。