I. 消費社会をどう読むか

3.時代の流れを読む

売れない理由は気づかれていない

2010.09 代表 松田久一

 「なぜ、売れないのか。」前著では、バブル崩壊後の価値の混乱と20年に及ぶ長期のディスインフレーションで誕生した、これまでとは異なる『嫌消費』世代の登場が主因である、と歴史経済的な分析をしました。本著では、さらに、心理・精神・社会的な分析をし、消費者の無意識へと深掘りしてみました。

 売れないのは、商品サービスの品質や機能が、消費者のニーズと合致していないのか?最新の脳神経科学によって注目されている、繰り返し露出による単純接触効果や、様々なマーケティング刺激による条件づけが効かなくなったのか?消費者も気づかない無意識下の欲望が失われているのか?この3つの仮説を立ててみて、実証主義の地平にのせて検証してみました。

書籍イメージ

2010.09 朝日新聞出版 発行
定価 1,500円+税

「買わない」理由、「買われる」方法

アレもいらない、コレもいらない。
消費離れが加速する現代日本で効果的に"売る"ための手法とは

どうしたら売れるのか。どうしたら買われるのか。
デフレ環境下、収入が十分にあっても、消費を増やさない傾向が強まっている。"なぜ、買わないのか"、"なぜ欲しがらないのか"を、豊富な研究データを基に消費者心理を分析。脱消費社会への転換期を迎えた今、実証主義のツールを駆使したマーケティングで "買わない人々"へ向けた、新たな「買われる方法」を解説する。