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マーケティング用語集
プロダクトアウト、マーケットイン
1.プロダクトアウト、マーケットインとは
 プロダクトアウト(product out、product oriented)とは、企業が商品開発や生産を行う上で、作り手の理論を優先させる方法のことです。「作り手がいいと思うものを作る」「作ったものを売る」という考え方で、たとえば、従来の大量生産がこのやり方に当たります。
 一方、マーケットイン(market in、market oriented)とは、ニーズを優先し、顧客視点で商品の企画・開発を行い、提供していくことです。プロダクトアウトの対義語であり、「顧客が望むものを作る」「売れるものだけを作り、提供する」方法を指します。

2.プロダクトアウトか、マーケットインか
 日本では長い間、「良いものを作れば売れる」という時代が続きました。しかし1970年代以降、市場の成熟化・飽和化と技術の高度化によって、さまざまな業界で供給過剰に陥り、企業の都合で作られた商品やサービスのままでは、受け入れられなくなってきました。そこで90年代 前半、顧客の視点やニーズを重視しようとする発想が登場し、それらを起点にしたビジネスが考え出されました。一定の需要を確保できる可能性が高まるため、マーケットインを採用する企業は増えています。
 では商品開発とは、顧客のニーズや視点を取り込みさえすれば良いのでしょうか。確かに、市場の声を把握し、顧客思考に立つことは、企業のモノづくりの前提となっています。しかしそれだけでは、画期的な商品は生まれません。
 決して、プロダクトアウトが古い概念で、すべてがマーケットインへ転換しているわけではありません。技術力や研究の積み重ねによって、新しい商品が開発され、ヒットすることは多く、顧客自身も、明確に欲しいものを理解しているわけではない、というのが現実です。市場に存在しない新しい商品やサービスは、やはり、企業側が提案していく必要があります。




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