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ポケット版・会社早わかり
ソフトバンクグループ株式会社(2016年)
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ソフトバンクグループの2016年3月期決算の総括と戦略計画

 ソフトバンクグループの2016年3月期の連結決算は、売上高9兆1,535億円(前期比7.6%増)、営業利益が9,995億円(同8.8%増)の増収増益となった。国内通信事業において2015年3月に開始した光回線サービス「Softbank光」が好調であったことや、ヤフー事業のディスプレイ広告が好調であったことが、全体の増収増益に貢献した。2013年に買収し、業績の回復を求められていた米国携帯大手のスプリントは、円安の影響もあり売上高3兆8,716億円(同1.9%増)、営業利益615億円(同8.0%減)と営業利益こそ落ち込んだものの、米国で主流のポストペイド型電子マネーへの集中、解約率の改善により、利益率が改善し回復基調に入った。今期以降、通信事業において他社との差別化がより困難になることが予想される中、ソフトバンクグループはIoTやVRなど新たな技術に対する大規模な投資を進めている。中でも優れたIoT技術をもつ英国半導体大手ARM社の3兆3,000億円の大規模な買収は、今後のソフトバンクグループの明暗を分けるカギとなる。

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