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ポケット版・会社早わかり
花王株式会社(2016年)
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花王の2015年12月期決算の総括と戦略計画

 花王の2015年12月期連結決算は売上高1兆4,718億円(前年比5.0%増)、営業利益1,644億円(同23.3%増)と増収増益となった。セグメント別には、コンシューマープロダクツ事業全体では、日本で市場の伸長、新製品の発売及び販売促進の強化などにより売り上げが伸長、海外ではアジアが伸長した。その結果、売上高は1兆2,28億円(同5.9%増)となった。ケミカル事業では、原料価格変動・需要減の影響により、実質では減収となった。2015年度は、2013年度を初年度とした花王グループ中期三カ年計画(K15)の最終年度であったが、過去最高の売上高・利益を突破、2015年度経営数値目標といった全ての目標を達成することに成功した。2016年現在、2017年を初年度とした次期中期経営計画を策定中であり、2016年度は、同計画に向けた今後の成長を続けるための準備の年と位置付けられる。未だ景気の先行きが不透明であるなか、コンシューマープロダクツ事業では消費者起点に立った高付加価値商品による持続的な"利益ある成長"を目指し、ケミカル事業では、原料価格の変動に左右されない製品の開発や、環境負荷の低減に対応したエコケミカル製品の強化などに取り組んでいく。これらを前提に、2016年度は売上高1兆5,100億円、営業利益1,840億円を見込む。

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