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HOME > JMRからの提言 > 提言論文 > 戦略 > 提言論文 価格の魅力に勝つブランド開発(2001年)

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価格の魅力に勝つブランド開発
大場美子
【概要】
 デフレ経済下、全般的には価格が下落し店頭では価格競争が激化している。その一方で消費の「総ブランド化」がすすんでいる。
 消費の総ブランド化がすすんでいる背景には、新しい市場条件が生まれていることがある。「中流」の売り手が「中流」の買い手に売るというメカニズムが崩壊した。均質な市場から、異質なセグメント(顧客区分)で構成される多様な市場に変わりつつある。

 我々は、インポートブランドなどファッション領域、高級品高額品だけでなく、日常的に購入するさまざまな商品領域において特定のブランドが選択される傾向を、消費の「総ブランド化」と捉え、消費者がブランドにこだわる商品領域を調査した。
 現在、多様化と格差化が進んでいる市場への処方箋は、ターゲティングに基づく固有のブランドパッケージ開発であると捉え、固有のマーケティングを展開するための3つの政策コンセプトを提案する。

【構成】
 1.デフレ下にすすむブランド消費
 2.新しい市場条件
  (1) 市場の変化
  (2)世代格差拡大-ポストバブル世代の登場
  (3)メディアの多様化
 3.特定層に向けた固有のマーケティング開発
  (1)ターゲティング
  (2)ブランド政策パッケージ
  (3)ハイブリット流通による価値提供


本稿には当社代表・松田久一、並びに戦略研究チームのメンバーによる議論・検討の成果が活かされております。あり得べき誤りは筆者の責に帰します。

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