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(2010.01)
2009年のヒット商品
デフレ下のスマート消費
ディレクター 大場美子



 デフレ経済下にあって、給与が対前年減少が続くなど、消費をとりまく環境がどんどん厳しさを増す中で生まれたヒット商品は、節約の役に立ち、生活を充実させるスマート消費スタイルを実現するものだった。

新型内食
 家庭での内食回帰が進んでいる。ただし、一汁三菜の伝統的な食事のスタイルではなさそうだ。
 粉モノ、例えばお好み焼きの粉、おたふくソース、たこ焼きの粉、ホットケーキミックスが売れている。ホットプレートやたこ焼き器などを使って、家族や友達と作ることを楽しみながら食べる食事に登場する。
 鍋モノのバラエティーがさらに拡大し、トマト鍋や蒸し鍋がブームとなり、手近な野菜を使った鍋ものが普及している。レンジ調理専用の調理器具の「ルクエ」や、レンジでも使えるタジン鍋がヒットしている。
 加工食品では、素材を加えてレンジ調理するキューピーの「レンジクックシリーズ」がヒットした。レンジ調理はこれまでもご飯ものやパスタなどいくつかの食品メーカーから登場していたが、レンジクックシリーズは本格的な中華や和の一品料理になることがヒットの理由だろう。
 さまざまな調理用の鍋や調理器具を使いこなして作る調理ではなくて、まな板や包丁をなるべく使わず、簡単で洗い物が少なく、手近な素材で見栄えがするもの、誰か一人が作るのではなく、楽しんで作りながら食べるスタイルが浸透している。
 また、ユーザーの投稿によって66万件という膨大なレシピと作り方を掲載する「クックパッド」がヒットしている。新たなメニューの情報コンテンツが伝統や調理スキルに囚われない調理と食の楽しさを伝えている。

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